お寺にザクロが植えられている理由
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秋高し、空がどこまでも高く澄み渡る季節となりました。
みなさまは如何お過ごしでしょうか?
お寺でザクロを見かけたら…その意外な意味とは?
秋のお寺を訪れると、色鮮やかなザクロの実がなっているのを見かけることがあります。子どもの頃、この不思議な形の実を「宝石みたい」と眺めた記憶がある方もいるかもしれません。
しかし、なぜお寺にザクロが植えられているのでしょうか?その理由は、仏教の深い教えと、ある神様とのつながりにあります。
ザクロは仏教において、鬼子母神(きしぼじん)という神様と深い関わりがあります。
(※普門寺では鬼子母神はお祀りしておりません)
鬼子母神はもともと、人の子を食べてしまう恐ろしい鬼女でした。悲しみに暮れる人々の声を聞いたお釈迦様は、鬼子母神が最も大切にしている末っ子を隠してしまいます。
自分の子どもを失った悲しみを知った鬼子母神は、お釈迦様の教えを受け入れ、改心しました。それ以降、人々の安産や子育てを守る神様として信仰されるようになりました。
このとき、鬼子母神は「今後は人肉の代わりにザクロの実を食べなさい」と教えられたと伝えられています。そのため、ザクロは鬼子母神のシンボルとなり、子孫繁栄や安産を願う人々にとって大切な果物とされているのです。
お寺にザクロが植えられている理由のもう一つが、ザクロは、ひとつの実に多くの種が詰まっていることから、子孫繁栄や豊かさを象徴する縁起の良い植物とされています。
今普門寺様ではザクロがたわわに実っておりますので、お参りに来られる際ザクロの木を探してみてください。その実には、単なる果物ではない、深い物語が秘められていることに気づくでしょう。
みちの墓苑 スタッフ一同
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